e-machiko.com > 日記 > 2014年4月28日(月)

2014年4月28日(月)

  • 2014年4月28日(月) 午後1時40分6秒

人体ミクロの大冒険

取りためてあった「人体ミクロの大冒険」の第1回のビデオを見ました。
細胞についての話がありました。
母親のお腹の中に子供がいるとき母親がダイエットをしていて、著しく炭水化物の不足した状態であった場合は、生まれた子供は明らかに太りやすい体質になると言うことです。
植物でも危機に瀕すると子孫を残そうとたくさんの花を咲かせると言う話に似ているなと思いました。

その中で、アメリカのロスアンジェルスでの取り組みの話がありました。
貧困層の子供達に、楽器を貸し出し楽器を奏でることができるようにする取り組みに着いてでした。
子供達の住む町は悲惨な状態で、職のない人、麻薬患者等が映像に映し出されていました。
10才くらいの子供達は楽器を手にした事もまなく、与えられたバイオリンに目を輝かせ「興奮している。」と嬉しそうに話していました。
神経細胞のネットワークは年を取るにつれ、ある(名前は忘れました)物質が出て、つながらなくなるそうです。
しかし、音楽を奏でると言う作業はとても複雑で人の神経細胞の沢山の部分を連動して使います。
そのことによって、つながっている神経細胞を太くする物質ができ、伝達速度が飛躍的に速くなり、人の脳は活性化するのだそうです。
このプロジェクトに参加した子供の大学進学率は非常に高く90パーセント以上になるとの事でした。

年を取っても希望はあるかも。

それにしても、子供達の置かれた環境の劣悪さに、アメリカの抱える格差社会の問題を見せつけられる思いでした。
こんな国の後追いをしたらあかん。

e-machiko.com > 日記 > 2014年4月28日(月)

Page Top