2011年5月24日(火)

　やっとメディアが脱原発の声を出して来た。福島で事故が起きてもまだなお様子見。周りの反応を見てからでないとメディアとしてのポリシーを感じさせるような意見を言うことができない。情けないなー。
　どこやらで地下に原発を造る案を検討しているというようなニュースが載っていたけど、そこまでしてなんで原発？放射能をまき散らす核廃棄物を処分する方法もないのになんで？原発が安いなんて大嘘なのはもうみんな知っているはず。今こそ日本はしっかりとしたポリシーを持ってエネルギー政策に取り組んでほしい。夢だけど夢じゃない。そんな世界に向かって。
　今思っている事。

• 各家庭に太陽光発電を取り付ける。これは各家庭で造る小さな発電所なのだから、政府がこれにお金を出す。
• 送電線をできるだけ短くしてエネルギーロスのない形での発電システムを作る。ビルの窓や屋上が受ける太陽光の熱や光、水道の配管を流れる水のエネルギー、とゆをながれる雨水、あるとあらゆる再生可能エネルギーを使える技術を開発し、これを発電所と位置づけ設置に政府がお金を出す。
• 大量の電気を造るには、海上に設置する風力発電や潮汐発電、地熱発電、等の発電システムを作る。

　原発を新たに造るのに政府が拠出する財源を使えば、また４０年先にもできるかどうか分からないという増殖炉に使うお金、使う当てもないのにどんどん再処理してプルトニウムを造り続けるのに使うお金、これらを廻せばきっと賄える。

　電気だけじゃない。水もそうだ。毎日台所で洗い物をしていて思う。洗剤を使っていない水をそのまま下水に捨てるのはもったいない。庭の水やりに使えないかと。お米を洗った水は植物には良いはず。野菜を洗った水も、もちろん雨水も。やがて地球は水の問題にもぶつかるだろう。

　夢だけど夢じゃない。いつかそんな世界が来るといいな。