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2017年9月4日(月)
- 2017年9月4日(月) 午後9時5分0秒
南の島に行って来ました。
長年、妹に誘われていた南の島への旅行が叶いました。
山とスキー派の我が家の初めての南の島でのバカンスです。
沖縄の離島、阿嘉島へ向けて高速船が出ました。
波が高くて欠航した為、一日遅れの出発です。
まだ少し波が高い感じがしましたが、真っ青な海を船は疾走して行きます。
天気が良く、壮快感満載です。
やがてたくさんの島影が近づいてきました。慶良間諸島。
なかなか簡単にはいけないと思っていた南の島です。
サンゴ礁の海の色は複雑な色合いで、こんなに綺麗な海は見たことがない。いくら見ていても見飽きないと思いました。
妹が長年お世話になっている民宿は、すぐ前が綺麗なビーチになっています。
妹が行き始めた頃はその小さなビーチも珊瑚で埋め尽くされ、世界中のどの海よりも綺麗だと思うと、いつも言っていました。
でも、ある年、ものすごく暑い夏に波消しブロックより岸に近い珊瑚が白化して一気に死滅してしまったそうです。
無残な珊瑚のかけらで海の底は白くなっていましたが、水は澄んでいて、白い砂が光を反射してサンゴ礁独特の青い海でした。
島に着いた日は、午前中は前浜で久しぶりの海水浴を楽しみ、午後は阿嘉ビーチで民宿で借りたシュノーケリングのセットを身につけ、あまり泳ぐのがうまくない私は浮き輪に乗ってぷかぷかしながら海の中を見物です。死滅した珊瑚もありましたが、この浜には生きた珊瑚もあって、真っ青なコバルトスズメがひらひらと泳いでいました。
この海も綺麗でしたが、次の日に民宿の方に連れて行ってもらったクシバルビーチの海の美しさは最高でした。
ダイビングができない私にとっても、まるで海中にいるかのような海の景色です。
条件がとてもよかったせいもありますが、海面近くまである大きな珊瑚の間を行くとダイビングではないのだけれどまるで海の中に潜っているよう。横を見ても珊瑚の間を泳ぐ熱帯の色あざやかな魚たちがすぐ手の届くところを泳いでいるのです。
珊瑚の森を行くと、まるでナウシカの腐海の森をゆるゆると飛び回っているようでした。
水面に近いので陽の光が差し込み、キラキラと輝く様は、テレビに映される海の中のそのものです。
魚たちも陽の光を浴びてキラキラと、ひらひらと、舞泳いでいます。
黒い魚の群れ、少し黒い点のある大きな魚の群れ、水の中で見るせいで大きく見えるのかもしれませんが、30センチ以上もある大きな魚もいました。珊瑚の間をコバルトスズメや、カクレクマノミなどの小さな魚たちがキラキラと輝きながら泳いでいます。色とりどりの魚たち。
本当に夢のような南の島の海の景色でした。
次の日には船でアダン下というスポットに連れてもらい、そこでシュノーケリングを楽しみました。
あっ、亀がいる。
泳げる息子や妹家族は、潜って、泳いで、楽しそうです。
私と夫はライフジャケットを着て、ぷかぷか。(^o^)
昨日と違い、深い海に昨日よりたくさんの魚が群れをなしています。
私も潜りたいな。でも、耳に自信がないから、やっぱりぷかぷか(^o^)
いくら見ていても飽きません。
帰宅してもう1週間以上経ちますが、「ちょっと外に出ると綺麗な海が広がっているような気がするね。」と息子が言います。
同感。
パソコンのデスクトップは彼の地の景色です。
おまけ
私たちが滞在しているとき、アメリカで皆既日食が観測されました。
ということは、新月だったのです。
月明かりのない離島の夜空。
ちょっと散歩にと外に出た私の目に、満天の星空が飛び込んできました。
うっすらと雲のように見えるのは「天の川」
近頃では滅多と見られません。
新月だったから、月明かりがなかったから、高い山に登った時でも遭遇できない素晴らしい星空でした。
「あっ、流れ星!!」
流星群が来ているわけでもないのに、夜空に光の筋がすっと流れます。
初日は展望台まで闇夜を歩いて、そして次の日は車でヘリポートへ行って、遮るもののない夜空を楽しみました。
みんなで寝っ転がって星空の中に吸い込まれそう。
本当に恵まれた今年の夏の旅でした。
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