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2015年10月25日(日)

  • 2015年10月25日(日) 午前8時28分16秒

こんなことが

日本は、戦後平和憲法のもと、立憲君主国として70年間曲がりなりにも平和な国としてありました。立憲主義とはなんぞやを知らない人々があまりにも多いことに驚きます。
日本は憲法に基づいて、法律が定められその法のもとに存立する国のはずです。日本は法治国家なのです。
この根幹を、崩してしまえば日本の国体が変わってしまいます。
今の政権は、外交努力もなしにわけのわからない危機感を煽って日本の国体を変えてしまおうとしています。まさに、権力者が起こす反体制の動きです。こんな危険なことは許されないはずです。
日本を法治国家ではなく人治国家にしようとしています。

主張が正しいと思うのなら、議論を尽くし、手順を踏んでこそ正当性があるのです。憲法は、時の権力者の暴走を止めるべく存在しています。
そんなことをしていては間に合わないからと、すっ飛ばして憲法解釈を適当に都合の良いように変えてはいけないのです。
歴史がそれを教えています。
いかに正当そうな装いをしていても、結果は悲劇しか産んでいません。

現政権は、憲法違反の集団的自衛権行使の法律を成立させたと言っています。実際は様々な問題を含んでいて私は成立したとは思っていません。テレビ中継を見てあきれ返りました。
そして今回憲法に定められた臨時国会を開くこともしません。

こんなことがあっていいのでしょうか。

メディアの弱腰は糾弾されるべきものです。たくさんの根幹に関わる問題があるのになぜしっかりと指摘しないのか。
何とバランスを取っているのですか?

明らかな憲法違反と、憲法を守るという当たり前のことの間にバランスをとるってどういうことなのですか。間をとったら、ちょっとぐらい憲法違反でもいいじゃんということ?
冗談じゃない!!!
メディアはその使命をきちんと果たすべきです。
権力者に阿っていては、権力者のプロパガンダに成り下がるだけではないですか。

いろいろ考えるとむしゃくしゃしてしまいます。
歴史上こんな理不尽なことが起こるのは大抵が経済が絡んでいるようです。

うんざりです。

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