2016年3月7日(月)

昨日、若者が呼びかけた大阪のデモに行ってきました。
ネットでの呼びかけだけにもかかわらず、1500人ほどが集まっていました。
２時から靭公園での集会。
高校生、SEALDs-KANSAIの面々、SADLの方そして国会議員の方が前でスピーチをしていたのですが、右翼の街宣車のけたたましい音量でかき消されてしまいそうでした。時々まるで空襲警報のようなサイレンの音までします。
大音量であの人たちは何を言いたいのでしょうか。
集会は、右傾化し暴走する現政権にストップをかけたいと集まった市民です。
ということは安倍政権をあの街宣車の人たちは応援している。
安倍政権を支えているのはあのような人達なのだということです。

昨年秋とは比べ物にならない人数でしたが、サウンドカーに導かれて大阪の街を歩きました。
雨予報は幸いにも外れ、曇り空でしたがとても暖かく、というより暑く、汗をかきました。

SEALDs-KANSAIの若者のスピーチは聞き応えがあり心を打たれました。
リーダーの若者がいてこそ、このように普通の市民がネットの情報を見て集まれるのです。
頑張ってね。
と同時に、どうか彼らの純粋な声を踏みにじらないで、どうか彼らを絶望させないでという思いでいっぱいでした。
世の中はお金お金お金。きっと、薄汚い裏側で薄汚い企みで動いているのだろうけれど、人の命を大切にする世の中が来るように祈り、行動することを諦めないでいたい。
私にできることは、彼らの声に応えて、出て行ける時に声をあげに行くこと。そう思い花粉のピークの中頑張って歩きました。

３つの団体の主催でしたが、それぞれにカラーがありました。
さすがに高校生のグループのテンポの早さにはついていけず、SEALDsのグループの梯団について行きました。
最後にSADL梯団にも加わりましたが、コールにも特徴がありました。

戦争法制絶対反対、今すぐ撤回。
憲法守れ。
自衛隊を戦地に送るな。
社会保障に税金使え。
選挙に行こうよ。
政権変えよう。

本当に至極当然のことを声を上げて言わなければならない。

道を行く人たちの反応も様々ですが、僕らも戦争法反対やで、と手を振る人もいました。

今日関西でも市民連合が発足しました。
関西市民連合（安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合） ◆ 構成（有志）：SEALDs KANSAI/安全保障関連法に反対する学者の会/安保関連法に反対するママの会/SADL ◆

注目です。

本当は、リーダーだけじゃなく、私たちのように声をあげに行く若者がもっといてほしいと思いました。