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2011年1月15日(土)

  • 2011年1月15日(土) 午後1時50分18秒

今シーズンの初ルスツ

 5日〜8日までルスツに行ってきました。今回はわけあって羽田からの出発。いつものようにうちのご亭主のお友達と一緒です。羽田空港からの出発は初めて。羽田までの高速道路から東京湾の向こうに朝焼けに照らされた大都会島東京が見えました。高くそびえる塔は東京スカイツリーかしら?
 東京はばかでかい街です。平日でも人がいつでも溢れ帰り、田舎暮らしの私は目が回ってしまいます。でもこの日は早朝。喧噪の街も朝焼けの中で目覚めの時を待っているかのようでした。
 雪あるかしら?日本海側の大雪とは裏腹に、ネットで見ている限りルスツの雪はあまり積雪量に変化はなく少し心配。
 新千歳は、しかし白い世界で、バス道路も真っ白。雪は大丈夫そうです。
到着が遅くなったので、初日はWEST Mtで足慣らし。
「あかん!」雪少ない(*A*)'''雪質もいまいち!ちっちゃな子供が多くて、大変。2時間あまりの足慣らしで終了しました。ところがところが・・・
翌朝目覚めるとすごい雪。粉雪が降りしきっています。今日はイゾラだ!
一番乗りを目指して行ったのですが、早朝からの除雪が間に合わずリフトで少し待たされ一番乗りはかないませんでした。リフトから眺めるとすごい新雪が積もっています。こりゃー私では歯が立たないん違うやろか。
イーストの頂上付近に降り立つとふかふかの雪。軽い!!ボードが削ったでこぼこにおっかなびっくり腰が引けて転んだけれど、まるで羽毛の中に落ちたようにふかふかで立ち上がると雪がさっと振り払われてしまう。
最高やん!!!
少しなれてくると、いくらでこぼこがあっても、新雪でも、このパウダースノーならば私の腕で大丈夫って分かってくる。圧雪もされてない、ふかふかのバージンスノーを滑るのって初めて。いつものスチームボートAコースで昼食までに何本か滑る。
 リフトから眺める景色は最高。山の中腹より上の木々には霧氷ができていた。雪が降り、雪が積もり、どこもかしこも真っ白。でも、白いと一口には言えない。木々の細かい枝枝は霧氷におおわれ、その複雑な陰影が氷点下20度近い白い山に真っ白な芸術を作り出す。自然の織りなす造形はどんな芸術家にもかなわない。よく晴れた日には青空を背景に霧氷がきらきらと輝いて本当にきれいなのだけれど、白い世界のこの景色も本当にきれい。見とれてしまう。無垢の世界だ。

白銀に 更に白映ゆ 霧氷かな   (へたくそやな)

去年極低温で、緊張性の頭痛で滑れなくなった教訓を生かし、今年は準備万端。帽子を2重にし、間にほかほかカイロを入れた。ばっちり!!
今年はこの極寒の中最高の雪を思う存分味わえました。

羽田への道中東京湾から大都会島東京を見る

羽田空港

ランプ亭 年寄りには肉の量多すぎて 随分たくさん残しました。もったいな!

 タワーから一瞬見えたイーストとイゾラの下あたり。毎日毎日粉雪がいっぱい降って、滞在中に80センチほどつもったようです。イゾラ山頂付近で、ホテルに戻る途中、ブリザードを体験。あー怖かった!

帰りのバスからの景色。こんなに雪が積もりました。

 東京からの帰途、富士が夕日に照らされて美しかった。
ちょっぴり赤富士?

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