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2011年1月1日(土)

  • 2011年1月1日(土) 午後8時52分45秒

明けましておめでとうございます。

 大晦日は小雪の舞う寒さの厳しい一日でした。でも、予報に反して夜の10時を過ぎると風も穏やかになり、空には星さえ見えるようになったので予定どうり浄瑠璃寺の除夜の鐘をつきに行きました。行きは千日墓地の横を通り、帰りは対岸に大門の石仏を見る道を通って歩いて浄瑠璃寺まで往復しました。こんな物好な家族は他にはいませんでした。真夜中近くで、明かりがなくてもほのかに景色が浮かび上がります。大晦日で賑わうはるか彼方の街の灯が雲に反射したしているのでしょうか。木々や草にうっすら積もった雪が凍てついて、空気も凛と冷えわたり新年を迎える除夜の鐘をつきに行くのにふさわしい夜でした。
 浄瑠璃寺では鐘をつく前に読経があり、集まった人々が僧侶の鐘のあと順々に鐘をついていきます。私の鐘をつく順番は「いノ29番」。人数が多いので108では足らないのです。でも、今年は冷え込みが厳しく例年より集まった人の数は少なかったかもしれません。僧侶が横にいらっしゃるのですが、見守るだけ。つく時間の間をしっかり取るなんてしないものだから、時には間があまりにも短くて半鐘みたいに「がん、がん、がん、」と聞こえたのもご愛嬌。鷹揚で良いではないですか(^o^)
 アライグマに荒らされ改修中だった三重塔もすっかりよみがえり正月3が日は薬師如来像が開扉されます。阿弥陀如来像は、光に照らされいいお顔をされていました。
 例年どうりかがり火がたかれ、甘酒を振るまわれ、冷えた身体がほっと暖まりました。
 さて今年はどんな年になるのか。どんな年にするのか。後悔のない日々を過ごすことを目標に過ごしていきたいと思っています。
世の中も、わたくしも、ケチを付ければ悪くなり、良いとこを見るようにしていけば良く成るに違いない。ガンバロ!!!

 除夜の鐘が鳴らされるのを待っている浄瑠璃寺の鐘

 かがり火がたかれ、冷えた身体を温めます。今年は浄瑠璃寺の池が凍っていました。

お堂の灯に照らされた木の枝には雪が凍り付いていました。

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