2009年9月30日(水)

毎日暑い日々が続いていますが、ふと気がつくと田畑は実りの色に色づき、木々も秋の装いに変わっています。赤い色合いはまだまだですが。田園風景の、黄色を基調とした豊かな色合いは、改めて日本っていいなと思わせてくれます。こんなほっとする景色を、いつまで見ることができるのでしょうか。
　温暖化が起こるとどのようなことが起こるのかは、様々な形で知らされていたにもかかわらず今まさに私たちの生活にその影を落とし始めています。世界の様々なところで徐々に、でも確実に美しい地球の風景が変わっていっているニュースを目にします。
漆黒の宇宙に浮かぶ私たちの生命の星、青き地球。
転がりだした大だるまを、人の力で止めることはできるのでしょうか。もし止められなければ、地球の歴史から見れば本の一瞬である人類の歴史は終わり、そしてやがてまた新たな地球の営みが私たちの時間の概念から遥かに超越した時を刻むだけなのでしょう。
新首相が行っていましたが、まさにその通り。
温暖化対策が経済に与える影響を言うのならば、もし今行動を起こさなかった時に起こりうる大災害がもたらす経済への影響を考慮して言わなければならないと思います。
経済成長と言う呪文を唱え続けていけば、あとの世代が大きな代償を払うことになるのです。
みんなが平和で、ゆっくりと、美しい自然に囲まれて暮らせるように、あるべき日本の姿をしっかりと見据えてポリシーを持って新政権に頑張ってほしいものです。