2018年7月24日(火)

今年も、行って来ました阿嘉島。
下の息子が行きたいとのことで、これは多分最後の家族旅行かなと阿嘉島行きを計画しました。
春先からの計画。
なにせ、沖縄泊港から船が出なければ行けません。
波が高いと欠航になる。そうなると全てはオジャンです。
ダイビングのライセンスを取るという息子たちの計画も。
どうか良い天候に恵まれますようにと祈るばかりでした。
そしてやって来ました７月。
沖縄に台風が次々と😱
でも、我が家の計画当日はその台風の貴重な隙間でした。
全てが順調に運びました。
「徳を積んでいるからなぁ」と息子。
ライセンスを取るために先に息子たちは阿嘉島に。
２日遅れて私達夫婦も出発しました。私たちは２泊３日の旅です。
１日目はほぼ移動のみ。
泊港からの船「クイーン座間味」は通り過ぎた台風の影響がまだ残っているのか結構揺れました。
昨年見た青い海。
やがて、島影が見えて来ます。慶良間諸島の島々です。
なんとも美しい。

我が家のそばの里山の緑の織りなす自然も本当に美しくて好きなのでけど、この青い海と空と緑の島影。最高です。
１６時泊発の船でした。その時刻は引き潮の時刻です。昨年は見ることができなかったのですが、潮が引いて茶色い浅瀬が海の中に見えたりしました。
ちょっと不思議な風景でした。
やがて懐かしい阿嘉島の船着場に着きました。

（これは船着場から民宿に向かう時に撮った前浜の風景です。）
お世話になる民宿、なーれーらさんに到着。
ここの民宿は女将さんのお料理がとても美味しいのですが、今年は料理の修行をして来た息子さんが加わってさらにレベルアップしていました。
最高気温３８度と酷暑の京都から沖縄に来ると潮風が心地よく、また、気温も３０度くらいでまるで避暑のようです。この３０度前後の気温は帰るまで続いていました。

２日目。
今日の予定は、午前中前浜でひと泳ぎ。午後からクシバルでシュノーケリング。
うだうだしている主人を宿において、すぐ前の前浜に出ました。
ちょうど満ち潮の時間帯でした。
昨年は、白化したサンゴが砕けた白い砂ばかりでほとんど魚影も見えずあまり面白くなかった前浜ですが、今年は違っていました。
満ち潮に乗って魚たちが汐留の間からたくさんやってきていたのです。
色とりどりの魚が、岩礁の間を泳いでいます。シュノーケリングのマスクをしてプカプカ浮かびながらお魚さんたちを鑑賞。コバルトスズメもいました。残念ながら魚の名前はわかりません。たくさんの魚が泳いでいてとても綺麗でした。
その時、目の前を何かが横切って行きました。何かとても大きなものが静かに。
なんとそれは甲羅の大きさがゆうに１メートル以上ある大きな亀でした。多分アオウミガメでしょう。手の届きそうなところを悠然と泳いでいます。足の届くような浅い海で目の前にいる亀。浦島太郎みたいに乗せてくれそう。触ろうとしましたがほんの少し手の先で届きませんでした。
大きな亀さんに会えた。ラッキーでした。
その後も岩の隙間からヌーっと顔を出していたウツボにも遭遇。
私と目があうと岩の間にすっこんで行きました。
前浜がこんなに豊かだっただなんて。びっくりでした。

昼からは、ファンダイビングから戻ってきた息子たちと一緒にクシバルの海でシュノーケリングです。
去年はアメリカで皆既日食のあった時だったから新月でした。今年は月齢１日か２日。同じ時間の頃に引き潮になると呼んで計画したのがぴったりで、しかも今年は去年より潮が引いていました。
クシバルは引き潮に取り残された魚たちでいっぱいです。
本来深いところにいるカクレクマノミも、目の前のサンゴの間で泳いでいます。
珊瑚がモリモリ。サンゴの森の中を行くようで、ダイビングじゃないけどダイビング気分をまた味わえました。

３日目はボートシュノーケリング。
昨年とはまた違ったポイントに連れて行ってもらいました。
この時は、手のかかる主人以外に私も心配をかけないようにライフジャケットをつけました。
今回は、海の透明度も高く、珊瑚がいっぱいの海に連れてもらいたくさんのサンゴと溢れる魚達に時間を忘れ海の中を眺めていました。
深い深い海の青。あそこまで行っていてくださいと言われた地点まで息子達と泳いで行きました。潜ってないけど潜れそう。青い海に包まれて本当にいい気持ちでした。

今回の阿嘉島旅行は、大成功でした。

ボートシュノーケリングに。透明度の高いサンゴの海でした。

色とりどりのサンゴ

素潜りをする息子達