2018年4月19日(木)

大学を出て名古屋の会社の研究所に入社しました。
その頃の仲間と、９年前にも会を持ったのですが、今日は９年ぶりの再会です。
車で行こうか、新幹線で行こうか思案しましたが、のんびり列車の旅気分で、関西線で行くことにしました。始発の加茂駅から鈍行で亀山まで、亀山から快速で名古屋まで、列車に乗っている時間は２時間半ほどです。でも亀山での乗り継ぎが悪く４８分もの待ち時間があり、その結果、名古屋まで３時間２０分の旅でした。
　行きは元気で時間も気にならず、小雨の降る加茂を出発し、山あいを通る列車の車窓から新緑を楽しんでいました。
やがて雨が上がると、山肌を霧があがっていきます。
新緑の複雑な色合いで彩られた山々が本当に美しい。
昔は名古屋まで直行の電車もあったのですが、加茂ー亀山間は電化されておらず、ディーゼルなので亀山で乗り換えとなったようです。
亀山までの山あいの景色から、亀山を過ぎると、だんだん開けた風景に変わっていきました。柘植あたりは、もう名古屋の通勤圏のようです。
久しぶりの名古屋。
時間に間に合うようにバタバタと地下鉄に乗り換え千種まで。
会場のホテルに入ったところで、仲間の皆さんと、ばったりと出会いました。
一瞬で時間が何十年も戻ります。
「変わらないね」「〇〇ちゃんこそちっとも変わらない。」
いえいえ、みんな歳を重ね、シワも増えました。が、重ねた年月の分良いお顔です。お互いを見ていると、年月は飛び、昔のままの笑顔に見えるのが不思議です。
あっという間に４時間も過ぎて行きました。
また会いましょうね。
そう言ってお別れして、帰途につきました。
帰りの列車の旅は、疲れもあって、ちょっと長くて厳しく感じました。（笑）

笠置駅で加茂行きの電車とすれ違い。

笠置の観光案内

雨上がりの渓谷の景色は、本当に綺麗でした。思わず、良いところに住んでるなぁと隣に座った主人が言いました。

南山城村にある「やまなみホール」仕事をしていた頃、子供達が合唱コンクールでここを目指して頑張っていました。

島ヶ原駅。昔の駅舎そのままの風情です。

亀山駅で途中下車。付近を散策しました。
亀山駅は大きくて、広い敷地に線路もいっぱい。昔の繁栄がしのばれます。
でも、駅前は、広いだけに、閑散とした雰囲気が余計に際立っていました。
すぐそばにある西洋のお化け屋敷のような建物。鍼灸院だったみたいですが、ちょっと不気味です。