2019年11月29日(金)

　テレビで寒霞渓の映像を見た主人が、突然小豆島に行こうと言いだし、思いつき旅行をしました。と行っても車を運転するのは私。ちょっとしんどいなと思いましたが敢行しました。
　家を出たのが８時３０分くらいでしょうか。ナビで最速ルートを選び出発。フェリーは日生港から大部港を選びました。
日生港は岡山県です。
遠い。
ナビでは３時間ほどになっていました。
ほぼ時間通りに到着。
高速道路は結構混んでいました。
高速道路沿いの山々の紅葉はなかなかのものでしたが、曇っていたせいもあり、また、赤系統の紅葉が少ないせいもあっておとなし目に思えました。
　日生港は、本当に鄙びた港です。
私たちがついた時には、全く車の気配がなく、切符売り場も出航の３０分前でないと開かないようでした。
駐車場に行くと係りのおじさんから並んでいる車の後ろに行くようにと言われましたが、車は２〜３台しか並んでいません。
予約したサイトでは、３０分前までに行くように、そうでなければ予約はない扱いになるように書いてありましたが、どちらにしてもめちゃめちゃ空いていました。
出航は１２時２０分です。
時間はたっぷり。何して潰そうか。
港の周りには何もありません。
チケット売り場の横の中華料理店でお昼を食べ、待合室で時間を潰して５０分にやっとチケットを買いました。
フェリーには４台ほどの車です。
広いフェリーの室内は豪華で、中にいるのはほんの少しの乗客。
ガランとしていました。

チケット売り場。だーれもいません。

このフェリーではありませんが同じようなフェリーで行きました。

豪華な客船です。ガラガラです。
１時間１０分で大部港に到着しました。
阿嘉島からの高速船と比べようもありませんが、フェリーの速度はほんまに遅いです。船は大きいし、速度は遅いしでほとんど揺れません。
到着した大部港は、日生よりさらに鄙びた港でした。
私たちは東回りで島を一周することにしました。
景色を眺めながら、走ります。
最初に到着したのは、主人が小豆島で行きたかった場所。２４の瞳の島の分教場跡です。

木造の小さな校舎がありました。

校舎の中に入ると、なんでか懐かしいような景色がありました。
ただ、私のいた小学校は京都の真ん中で、５０人学級が１学年で８クラスもあるような小学校でしたから、大きさはずいぶん違いますが、木でできた机、壁板、窓、教卓、オルガン。子供の頃が蘇ります。

岬の端にある２４の瞳のセットで作った映画村にも行きたいというのでそちらにも足を伸ばしました。
この時間になるとお天気も回復してきて日差しも出てきました。

ここからホテルまで１時間もかからないようなので、途中オリーブ公園にも寄りました。
オリーブの木がたくさんありましたが、本場イタリアで大きなオリーブの木を見ている主人は苗木がたくさん植わっていると思ったそうです。
苗木ではなく立派な木なのですが、イタリアの気を見せてもらったら、そう思っても仕方のないほど大きな木でした。
４時半ごろにホテルに到着。

ホテルを正面から見たところ。

私たちの泊まった別館

こんな素敵な場所に立っているホテルです。
このホテル「カントリー　イン ザ　ホワイトマリーン」は美味しいイタリアンが売りのホテルです。

まずでてきたのが、カルパッチョ。しっかりとした新鮮なお魚とエビ。
とても美味しくて大満足です。これだけでもお腹が膨れました。
続いてスパゲティー。主人はイカ墨、私はエビのクリームスパゲティー。
お腹がポンポンです。メインはお肉料理を選んだのですが、こちらもたっぷりでした。
お酒は飲めないのに、白ワインを頼んで飲んだものだから、食事が終わったら、もうダウンでした。

次の日は快晴に恵まれ、いよいよ寒霞渓に行きます。
はとるのオーナーさんが、団体ky区が行かないうちに行かれた方が良い。そうでないとロープウエイが混みますよと言われるので、朝食後直ぐにホテルを出て寒霞渓に向かいました。スカイラインを通って行くのですが、なかなかの上り坂です。ていうか、ずっと登り。e-powerのノートも燃費が落ちます。頂上に着くと早速ロープウエイに。今出るから早くと言われ乗り込むと、乗客は立ったの４人。ロープウエイの乗り物の中も自由に動き回って写真を撮れました。

ロープウエイからの景色です。
下まで来ると、折り返しで上に上がる便になりましたが、これに乗らないと次は団体客と一緒になると言われ、折り返し上に。
なんだか大忙しです。下り５分上り５分。いやはや・・・。

あっという間のロープウエイでの紅葉観賞で、ずいぶん時間ができてしまいました。このままでは帰りの船には早すぎる。あちこち散策して景色を見ましたが、それも堪能して帰ることにしました。
当然帰りは下し坂。
e-powerは回生エネルギーで発電します。
発電しっぱなし。
バッテリーがいっぱいになると余分な電気でエンジンを動かすので大きな音がします。なんか異常かと気になりましたが、調べて見たら異常ではないらしいので一安心。
途中時間があまりすぎるので「猿の王国」みたいなところにも立ち寄りました。毛並みの綺麗なニホンザルがのんびりと遊んでいます。
人がいても恐れず、自由に遊んでいます。
ちょっとびっくりの光景でした。

小さい小ざるもいっぱいいました。

３匹のサル。毛づくろいしあっていました。

大部港に到着して、日向ぼっこをして時間を潰し、フェリーに乗って帰途につきました。また、運転。疲れるー。