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2015年1月12日(月)

  • 2015年1月12日(月) 午前10時46分34秒

あーこわかった。

今年も狙い目の正月明けに、ルスツに行ってきました。
今年のルスツは波乱の4日間でした。

1日目はやけにホテルでもたついてスチームボートの途中でロープを張られイゾラステーションにたどり着けず(>_<)

そして2日目、
遠くの山のナイター照明の明かりを見ながらタクシーの中にいる私。
病院の待合室にいる私、
また、雪道をタクシーに乗っている私と主人。

2日目の記憶が全くないのです。
記憶がないというのは恐怖です。
私滑ってたん?
スチームボートも?
えー!!
なんにも覚えてへん。もったいない(呑気な)。

タクシーがホテルに到着した時メーターの近くの時計は11時30分を指していました。
その頃からぼちぼち戻ってきていました。
部屋に戻り、ベッドに横になりながら、頭は必死に失った1日を取り戻そうとしていました。
少しづつ、少しづつ、我に返ったのは午前2時。

その間夢の中にいるようで、時間の経過がやけに早いのです。

飛行機の窓から何が見えた?

主人の問いかけに、窓から見えた穂高の素晴らしい景色が蘇ってきました。
岳沢や!

噴煙を上げていた真っ白な御岳も。
一人黙祷していたことも。

「あーよかった。戻って来た。」と安堵する主人。
今何時と聞くと、2時だよとの答えが返ってきたのでした。

翌日1日は部屋で安静に。
頭は失った時を取り戻そうと必死です。
その間いろんなことが蘇ってきました。
いったいいつから記憶がないのか?
なぜ?

帰り道、後はホテルに向かって滑るだけその時点までの記憶は戻りました。
しかしその後が夢の中のようです。

主人に聞くと、覚えていないだけでなく何も記憶できない状態だったようです。
転んだのか、後頭部の冷えに弱いので血流が悪くなったのか?

全く意識のない状態の時も。その場その場の応対は普通だったらしいのです。
でも、私は覚えていない。
戻りかけてきた後、なんで覚えてないのかと不安で必死で混乱していました。
認知に問題が起こった時を体感した気持ちです。
あまりしたくはないけれど、貴重な体験をしました。

知識ではなく、体感としてそのような人に接することができる気がします。

その、一時失った時は、途中まで小型カメラをゴーグルにつけていたので映像で確認できました。
http://youtu.be/_kBeq7loAmA

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