2012年2月15日(水)

今年のルスツは本当にすごい雪でした。最初の２〜３日は時折雪の止む時間があったものの、最終日はとんでもないことになりました。
　
２日目と３日目は、ほぼファーストトラック！westから連絡ゴンドラに乗り、イースト山頂へ。イースト山頂からは本当に気持ちのよい滑走でした。「私は風になった！」みたいな感じです。
　
一気にイゾラへ！スチームボートAを風になって下り、スチームボートBを３本滑ってイゾラベースで一休み。１０時２０分頃かな。もう今日は大満足気分でした。

この爽快感は朝のほんの一時だけ。後はゲレンデが荒れるしあんなに疲れも無く風のように滑れるのは期待できません。２日目と３日目はこの朝の爽快感を満喫することができたのですが、最終日は今まで経験した事が無いほどの雪でした。

前日からすっと降り続いた雪は圧雪したゲレンデの上に深く積もり、ゴンドラから降りてスキーを履こうとしたら板が雪に潜ってしまい、周りの雪面を少し固めなければ履けない有様。

一緒にゴンドラに乗っていたオーストラリアのナイスミドルのおじさんは
"good snow! Have a nice day."　と言って大喜びで樹間に消えて行きましたが、誰も滑っていないイースト山頂からの斜面はあまりの雪の深さに「ひぇ〜！」でした。

それでも、後方で聞こえる我が亭主の「わぁー！！」という声を聞き捨てて一路イゾラに行ったのですが、イヤーこれほどとはという雪で私の手には（足かな)負えません。新雪スキーはお手の物の若い衆は「キャホー」とうれしそうな声を上げながら楽しんでいたのですが・・・。

という訳で今回のルスツはまれに見る大雪の中での帰り道に、またもやブリザードに襲われながらのラストでした。でも、楽しかった。(^O^)

イーストゴンドラからの景色です。

イゾラ山頂の雪景色

吹きだまりに突入し、抜けようとしたら膝の上まで雪がたまって行きました。今ルスツは320cmの積雪になっています。すごい！